この作品について
- UTworksという創作団体で作成したミュージッククリップ作品。
- Frenz2013出展作品
- youtube
- 打ち上げ振り返りラジオ
歌詞
ああ君や僕がもうちょっと
綺麗だった時のこと
思い出している
明日からの旅の宛は
どこにもないけれど
またいつか会えると良いな
心の中覗いていたら何か見えた気がした
遠くの方でビルに傷がついて溶けていった
君は僕と一緒に雨宿りしている
いつか見た風景
僕が見ていた風景
心の中覗いてみたら何か見えた気がした
沈みゆく夕日と
降りやまない泣き声
いつの間にか一人で雨宿りをしていた
いつか見た風景
いつも見ている風景
街の景色がしぶきに混ざる
ビルの陰でおびえてる君に
気づいたよ
ああ君や僕の耐えてきた痛みが
泡に溶けてさ 昇ってゆくよ
今ではもう 消えそうにない古傷も
愛してると言えそうさ
心の中覗いてみたら何か見えた気がした
沈み切った夕日と
もう聞こえない泣き声
そして一人で雨宿りをしている
いつか見た風景
通り過ぎてく風景
街の景色が記憶に混ざる
ビルの陰で怯えてる夜に気づいたよ
ああ君や僕がもうちょっと
綺麗だったときのこと
思い出している
明日からの旅の宛はどこにもないんだ!
またいつか
語り
2013年に制作して、自分で思っている以上に評価があった。 僕の精神状態的にもあまり良くなかったと思う。 確か僕の度重なる遅刻癖によりバンドが解散した後だった。
洒落たサウンドのロックを作れてよかったと思う。 歌詞についてはあまり前後の流れを考えずに作りながらも 好きな比喩空間というか、心象風景になったと思う。 「明日からの旅の宛はどこにもないんだ!」 はキラーフレーズだよね、と思う。
映像部分の多くはよえみん、素材には大学の友人(名前を出していいか分からないので出さない) 歌にはえまい、最後の実写パートでは他の大学の友人を撮影した。 今思うとすごいバイタリティだ。 8年前の僕はまだ音楽家として食ってくことを諦めていなかった気がする
制作秘話はなんでもいいか、飽きたので筆を置くことにする。 今でも聞き返されるぐらいには誰かの心に染み入ったことを嬉しく思う。 十分。